今大人気の黒豆茶。香ばしい香りがたまりません^^。
黒豆茶は、茶葉とは違い黒豆を使用しているのが肝です。
黒豆を使用するので、黒豆の豊富な栄養素はもちろんのこと、ポリフェノールも摂ることができます。
黒豆茶には飲み方もあり、とある飲み方をすると黒豆の栄養全部摂ることもできちゃいます!
この記事ではこんなことがわかります。
- 黒豆の栄養素は?
- 栄養素を他の豆類と比較!
- 黒豆茶は2種類ある。選び方は?
- 黒豆茶の淹れ方
黒豆茶のいいところは「飲むだけ」というところです。
紅茶と同じように淹れることができるので、生活に取り入れやすいですよ^^。
文部科学省「食品成分データベース」
この記事の目次
黒豆茶の栄養素は?他の豆類と栄養を比較!
食品の栄養成分を調べる際は、文部科学省の食品成分データベースで調べています。
しかし、「黒豆茶」という項目は無いため「黒豆」の栄養成分を紹介します。
黒豆にはこんなに栄養素が詰まっているんですよ^^。
(テキスト)
- カロリー・・414kcal
- タンパク質・・33.9g
- 炭水化物・・30.8g
- 脂質・・18.1g
- 食物繊維・・16.0g
- ビタミンB1・・0.71mg
- ビタミンB2・・0.28mg
- ビタミンC・・4mg
- カリウム・・1800mg
- 葉酸・・380μg
- 鉄・・5.7mg
- マグネシウム・・200mg
黒豆には、ビタミンやミネラルが幅広く含まれています。
しかも、量が豊富です。
他の豆類と黒豆の栄養素を比較してみます(100gあたり)。
食品名 タンパク質(g) 炭水化物(g) 脂質(g) ビタミンB1(mg) 食物繊維(g) 栄養成分による分類 大豆 33.8 29.5 19.7 0.71 17.9 タンパク
グループ黒豆 33.9 30.8 18.1 0.72 16.0 落花生 25.4 18.8 47.5 0.85 7.4 小豆 20.3 58.7 2.2 0.45 17.8 炭水化物
グループささげ 23.9 55.0 2.0 0.50 18.4 いんげん豆 19.9 57.8 2.2 0.50 19.3 そら豆 26.0 55.9 2.0 0.50 9.3 ひよこ豆 20.0 61.5 5.2 0.37 16.3 えんどう 21.7 60.4 2.3 0.72 17.4 引用:蒸し豆研究会
各豆類の中でも黒豆は、タンパク質やエネルギーの元である「炭水化物」など、あらゆる栄養素が多いことがわかると思います。
また、黒豆のすごいところは栄養素だけではないんです。
黒い色素には「アントシアニン」というポリフェノールが含まれており、抗酸化や血液サラサラ効果が期待できるんです^^。
しかも、ただのアントシアニンではなく、シアニジンという種類のアントシアニン。
レーズンなどのアントシアニンより強力な抗酸化力があります。
ここからは、黒豆茶の具体的な効果効能を紹介していきます!
黒豆茶に期待できる効果効能7選!
1.血流改善(血液サラサラ)効果が期待できる
黒豆茶に含まれるアントシアニンには、血液をサラサラにする効果があります。
血栓は血の塊のこと。血管が傷つき血小板が集まった塊にコレステロールが付着することで発生します。
アントシアニンは、血管を丈夫にする作用があるんです。
つまり、血管に傷がつきにくくなり、血栓の発生を抑えることができるんです。
血栓の発生が少なくなれば、血の巡りがよくなりますよ^^。
2.抗酸化力(エイジングケア)
アントシアニンと言えば、抗酸化力です。
大気汚染や喫煙・ストレスなどによって、活性酸素(フリーラジカル)が多く発生します。
私たち現代人は、これら活性酸素発生の原因から逃れることはできないので、体が酸化しやすくなっています。
活性酸素は体の外(老化・シミ・シワ等)を酸化させるだけでなく、体の内部(血管・内臓等)も酸化させます。
そのため、あらゆる生活習慣病の原因と言われるんです。
3.便秘改善効果やダイエット効果が期待!
黒豆茶には食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は、便の量を増やすことで便の正常な排出を促します。
ちなみに、食物繊維が多いとして知られるごぼうの食物繊維量は100gあたり5.7gです。
黒豆の食物繊維は100gあたり16.0gなので、ごぼうの3倍近くの食物繊維量を誇ります!
4.貧血防止
黒豆には鉄分が豊富に含まれています。
鉄は赤血球を作るために必須栄養素。
赤血球は酸素を運ぶ役割があるので、鉄分が足らないと酸欠状態になるんです・・!
体は酸素からエネルギーを作り出して活動しているので、適切な鉄分を摂ることで疲れにくい体にもなりますよ^^。
5.コレステロール値の調整
黒豆茶にはα-リノレン酸やリノール酸が含まれています。
α-リノレン酸やリノール酸は「必須不飽和脂肪酸」と呼ばれ、コレステロール値を下げる効果があります。
また、黒豆に含まれる食物繊維はコレステロールの吸収を抑える効果があります。
6.冷え性改善
黒豆茶に含まれるα-リノレン酸は血液をサラサラにする効果があります。
また、アントシアニンにも血流を改善する効果が期待できます。
血の巡りがよくなれば、体温が上がります。
その結果、冷え性改善に繋がります。
7.血圧抑制効果
黒豆茶には、カリウムが多く含まれています。
カリウムには体の過剰な水分を排出する効果があります。
体から水分を排出する際、塩分も同時に排出されています。
。
黒豆茶は2種類ある!選び方は?
黒豆茶には2つのタイプがあります。
- 煎り黒豆タイプ
- ティーパック
ティーパックタイプのいいところは、お湯を注げばすぐにできるところ。
お湯を注ぎ終わったら、そのままゴミ箱に入れられるのも便利ですね^^。
一方、煎り黒豆タイプはお湯を注ぎ終わった後、黒豆を食べることができます。
黒豆の栄養成分が全てお茶の中に流れる訳ではなく、黒豆の中に残っています。
そのため、黒豆を食べることができる煎り黒豆タイプの方が栄養価が高いです^^。
まずはティーパックで始めていただき、香ばしい香りや味が合うようであれば、煎り黒豆タイプを購入してみると良いと思います^^。
黒豆茶の作り方(飲み方)は?タイプ別で紹介
黒豆茶を作るのはとっても簡単です!
まずは、ティーパックタイプの黒豆茶の作り方の紹介です^^。
ティーパックタイプの黒豆茶の淹れ方
ティーパックタイプの黒豆茶は、紅茶を淹れるのと同じ感覚で作ることができます。
です。
わかりやすい動画があったので紹介します^^。
パックに水を注ぐと、水が茶色に変わってくるのがわかると思います。
やかんに入れて作り置きするタイプもありますが、時間が経つとアントシアニンの効果が薄くなります。
そのため、その都度作れるコップタイプのティーパック黒豆茶がおすすめです^^。
煎り黒豆タイプの黒豆茶
煎り黒豆タイプの淹れ方も非常に簡単。
コップに5・6個煎り黒豆を入れて、上からお湯を注ぐだけです^^。
2・3分経つと、水の色が茶色に変わってきます。
色が変わったら出来上がりです^^。
煎り黒豆茶のいいところは、黒豆を食べられることです。
まとめ
黒豆茶は香ばしい香りがとっても美味しい^^。
しかも、ビタミンやミネラル豊富。
アントシアニンも含まれているので、抗酸化作用や血流改善効果も期待できます!
食事の飲み物として黒豆茶を摂る事で、栄養バランスを整えてくれます。
最後に、ティーパックタイプ・煎り黒豆タイプそれぞれの「黒豆茶Amazon売れ筋ランキング」を載せておきますので、参考にしてください^^。