指先や足先がなぜか冷たい・・・。
中には、冷えから体の痛みを感じるほどになる方もいるようで、つらい症状です・・・。
黒豆茶や暖かい服装をした対策をされている方が多いようです。
しかし、このような対策では根本的な解決になりません。
この記事では、
- 冷え性の原因
- 冷え性の原因体を温める食べもの
- 飲み物体を冷やす食べ物
- 1日4分で効果の高い運動
という流れで紹介していきます!
この記事の流れで実践していけば、きっと冷え性の症状が良い方向に向かうと思います。
冷え性に本当に悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考に実践していただけると嬉しいです!
- 「若年女性の冷えと食および生活習慣との関連」山王丸 靖子
- 「当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効であった2症例」磯村 知子
- 「冷え性者と非冷え性者の生理心理反応の違いを考慮した冷え性の細分類」公益社団法人 空気調和・衛生工学会
この記事の目次
なぜ冷え性になるの?原因
冷え性の原因は2つあります。
- 筋肉量が少ない
- 血液循環が悪い
以上の2つです。
冷えの原因1:筋肉量が少ない
体の熱を作り出すのは筋肉です。
冬の寒い日、体が「ブルブルブル・・・」と震えますよね?
これは脳が寒さを感じると、筋肉がブルブルを震わせることで熱を作る出しているんです。
人間の体温は基本的に筋肉量と比例します。
筋肉量が少ない方は、少ししか筋肉から熱を発生させることができません。
筋肉量が多い方は、日常生活を送るだけで熱を大きく発生します。筋肉量が少ない方は日常生活の中から発生する熱が少ないんです。
ですから、冷え性の方は痩せている方が多いのではないでしょうか?
無理なダイエットなどをしていると、筋肉量が落ちてしまい冷え性になりやすいんです。
冷えの原因2:血の流れが悪くなっている
筋肉で作られた熱は、血管に乗って体の末端に届きます。
しかし、血の流れが悪くなっていると熱を末端の毛細血管まで届かす事ができません。
毛細血管まで血液が届かないと体は冷えたままです。いつまでたっても温まりません。
脳は「体は冷えている」と感じます。
体が冷えを感じると、末端の血管を閉じて熱を逃さないようにします。
つまり、ただでさえ指先が冷たかったにも関わらず、さらに冷たくなっていくということです。
冷え性改善のためには、血の流れをよくすることも必須ということですね^^
食べものには体を冷やす食べ物と温めるものがある
食べ物には体を冷やすもの・温めるものが存在します。
この食材は温めるのかな?冷やすのかな?と迷った時には、以下の点に注目してください。
- 産地はどこ?
- 旬はいつ?
- 色は何色?
- 作物ができのは土の中?土の上?
という4点だけ見ていただければ、判断できると思います^^
体を温める食べ物の特徴
体を温める作用のある食べ物の作用を「陽性」といい、こんな特徴があります。
という特徴を持っています。
寒い地域で採れる作物は、寒さに対抗する機能を持っている事が多いので、体を温める作用を持っています。
また、旬が冬であることも同じで、寒さに対抗する(体を温める)力を持っています。
色の特徴もあり、暖色系の色を持っています。
暖色系とは「赤・黄色・オレンジ」の色合いです。
そして、土の中で育つ作物に体を温める力があるとされています。
体を温めてくれるのはこの食べ物
具体的に、どの食べ物が体を温める作用があるのかを紹介していきます。
以上が具体的に温める作用のある食べ物になります。
先ほど紹介した「温める作用のある食べ物の特徴」を思い出してください。
冬や寒い地域で採れて、暖かい色合い。そして、土の中で採れる食べ物。
他に、発酵食品や根菜類、という特徴を思い出しながらリストを見返していただければ「あーなるほど!」とお分かりになるかと思います。
これらの食べ物を積極的に食べるようにしていきましょう!
体を冷やす作用のある食べものはこれ!
逆に体を冷やす作用のある食べ物はこんな特徴を持っています。
体を冷やす作用を「陰性のある食べ物」という言い方もします。
- 暖かい地域で採れる
- 夏が旬
- 寒色系の色合い
- 土の上で採れる
という特徴があります。
体を冷やす作用はこの食べ物
どんな食べ物が体を冷やす作用があるのか紹介します。
以上を見ていただければ、どんな食べ物が体を冷やす作用があるか判別つくと思います。
夏に採れて、暖かい地域で採れる。
寒色系の色合いで、土の中では採れない。
温める作用があるか・冷やす作用がある食べ物かは判別しやすですよね?
これらの食材は、体が冷えている時には出来るだけ避けるようにしましょう!
血の巡りをよくして冷え性を解消する
冷え性を解消するには「血の巡りをよくすること」が必要でしたね?
体を温めるのは筋肉と血液です。
しかし、血の巡りが悪く、指先の毛細血管にまで血が行かないと冷えを感たままです。
そこで、血の巡りをよくする食材を紹介します!
玉ねぎ
先ほど紹介した「体を温める食べ物」の中にも玉ねぎを紹介しました。
玉ねぎの辛味成分が血液をサラサラにしてくれる作用があるんです!
人参
人参には有名な栄養素であるβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンはアンチエイジングに役立つことで有名ですが、実は血管の汚れの除去という機能もあるんです。
人参も体を温める作用があったのでとってもおすすめです!
生姜
体を温める食べ物と言ったら「生姜」というくらいの人気食材ですね!
生姜に含まれる「ジンゲロン」という成分が血液を固まらないようにしてくれる作用があると言われています。
また、生姜は熱を加えることで効果が倍増します。
生姜には「ショウガロール」という栄養素があります。生姜特有の匂いの元です。
このショウガロールは熱を加えることで「ショウガオール」に変化します。
このショウガオールは強烈な体を温める作用があるので、ぜひ生姜に熱を加えてから食べるようにしてください!
体を温める飲み物はこれ!
体を温める食べ物の中で、最もおすすめしたいのが「生姜」です。
私たちの身近にある「漢方」。
この漢方の中の約7割に使用されているとされるほど生姜は体に良いことが認められています。
体を温めるだけでなく、殺菌作用も強いからです。
また、消化の助けもしてくれ、食べ合わせの悪い食材を中和してくれる作用もあります。
生姜を使用した飲み物の中でも、特におすすめは「生姜紅茶」です。
生姜紅茶が最強の体を温める飲み物
昔「アッコにおまかせ」という番組の中で、「紅茶」「生姜湯」「ココア」のどの飲み物が最も温める効果が高いのか?という放送がありました。
サーモグラフィーを使用すると、紅茶→生姜湯→ココアという流れで、体の冷えが解決することがわかりました。
しかし、紅茶自体には血の流れを良くする昨日はありません。
そこで、生姜を紅茶の中に入れて飲む「生姜紅茶」が最も効果が高いと思います。
生姜紅茶はこのように作ります。
- 生姜をすりおろす
- 紅茶を入れる
- 小さじいっぱい程度の生姜を入れる
これだけです(笑)。とっても簡単ですね!
生姜は良く洗えば皮がついたまま擦った方がいいです。皮のすぐ下に生姜の有効成分があるからです。
家で生姜を擦ってタッパーに入れていけば会社でもできると思うので、定期的に飲むようにしてください^^
冷え性の解消には運動も必須!
冷え症の解消には筋肉をつけることも有効です。
「でも、運動なんてしてる時間ないよ!面倒だし・・・」という方のために、短時間で効果の高い運動を紹介します。
それはHIITトレーニング(タバタ式)です。
どいうものかというと、たったの4分間の運動。
しかし、その4分間の運動でもダイエット効果や持久力の向上が見られるという優れものなんです。
動画があるので、紹介しますね!
20秒運動して10秒休む。この20秒を1セットとして8セット(4分間)を行えば終わりです。
たった4分間ですが、かなりきついですよ・・!
youtubeで「HIITトレーニング」と検索するといくつか出てくるのですが、男性がやっているものは強度が高いものが多いので、女性の動画がおすすめです!
冷え性改善まとめ
冷え性の原因は「筋力が少ないこと」と「血の巡りが悪い」ことの2つの原因がありました。
そして、これらの原因を解消するためには「温める機能がある食べ物・飲み物」と「血行をよくする食べ物」を積極的に食べていくことで改善されます。
温める機能がある食べ物の特徴はこちらです。
という特徴です。
具体的には人参やかぼちゃ、玉ねぎが体を温めてくれます。
特に最もおすすめなのが「生姜」です。
生姜には血行をよくする機能もありますし、殺菌機能もあります。
漢方の約7割が生姜を含んでいることからもその効果の高さがわかります。
そして、生姜と紅茶を合わせた「生姜紅茶」を飲むとより効果的です。
紅茶にも生姜にも体を温める機能があるので、出先にも生姜の擦りおろしを持っていき定期的に飲んでください。
そして、1日4分の運動で適度の筋力のつく「HIITトレーニング」の紹介をしました。
冷え性の方の多くは運動量が足りていません。
運動は全くやらないのと、少しでもやらないのでは全く違います。
たったの4分でも効果が高い運動なので、ぜひ動画をみながら一緒にHIITトレーニングをやってみてください!
これらの方法で、きっと冷え性は良い方向に向かうと思います。
ぜひ参考にして、冷え性をやっつけてしまってください^^