ウーロン茶はどんな時に飲みたくなりますか?
きっと中華料理・揚げ物や焼肉など、油分の多い料理を食べる時に飲みたくなるのではないでしょうか?
なぜ油分の多い料理の時にウーロン茶を飲みたくなるかというと、ウーロン茶には「油を分解する効果」があるからです。
この記事ではこんなことがわかります。
- ウーロン茶に含まれる栄養は?
- 他のお茶と栄養素を比較!
- 優れているのはどのお茶?
- ウーロン茶の効果効能
ウーロン茶にはおすすめの飲むタイミングがあります。
ぜひ、この記事を参考にウーロン茶を生活に取り入れていただけたらと思います^^。
文部科学省「食品成分データベース」
この記事の目次
ウーロン茶の栄養は?他のお茶と比較して紹介!
- カロリー・・0kcal
- タンパク質・・0g
- 脂質・・0g
- 食物繊維・・0g
- カリウム・・13mg
- カルシウム・・2mg
- 鉄・・0mg
- ビタミンB1・・0mg
- ビタミンB2・・0.03mg
- 葉酸・・2μg
- ビタミンC・・0mg
カロリーや脂質が少ないのはいいのですが、ビタミンやミネラル群まで非常に少ない。
他の主なお茶と栄養素を比較してみましょう^^。
他お茶との栄養成分比較
ウーロン茶 | 煎茶 | ほうじ茶 | 紅茶 | |
カロリー | 0kcal | 2kcal | 0kcal | 1kcal |
タンパク質 | 0g | 0.2g | 0g | 0.1g |
脂質 | 0g | 0g | 0g | 2.5g |
カリウム | 13mg | 27mg | 24mg | 8mg |
カルシウム | 2mg | 3mg | 2mg | 1mg |
マグネシウム | 0mg | 2mg | 0mg | 1mg |
鉄 | 0mg | 0.2mg | 0mg | 0mg |
ビタミンB1 | 0mg | 0mg | 0mg | 0mg |
葉酸 | 2μg | 16μg | 13μg | 3μg |
煎茶(緑茶)の栄養素が多いのがわかります!
ただ、ウーロン茶には「ウーロン茶ポリフェノール」と「カフェイン」がいい効果をもたらしてくれます^^。
烏龍茶ポリフェノールは、脂肪の分解・吸収を抑える効果があります。
「黒ウーロン茶」のCMを見た方も多いはずです。こんなCMです。
黒ウーロン茶は、脂肪吸収効果のある「ウーロン茶ポリフェノール」を多く含ませたお茶なんです!
ここからは、ウーロン茶の効果効能を詳しく紹介します。
補足
ウーロン茶ポリフェノールとは、茶葉を半発酵する過程でカテキンが重なり合ったものです。そのため、カテキンは含まれていません。
一方、緑茶は半発酵させていないため、カテキンが多く含まれています。しかし、ポリフェノールは多く含まれていません。
ウーロン茶の効果効能3選!
1.脂肪の分解・吸収でダイエット効果
ウーロン茶に含まれる「ウーロン茶ポリフェノール 」には、油の吸収を抑えたり、脂肪の分解効果があります。
油分や脂肪を吸収しにくくなるということは、コレステロールが溜まりにくくなるということです。
その結果、ダイエット効果が期待できます。
また、コレステロールは血栓の原因にもなります。
血栓は心筋梗塞や脳梗塞の原因です。
2.覚醒効果
烏龍茶にはカフェインが多く含まれています。
烏龍茶のカフェイン量は100ml中20mgです。
このカフェイン量は、コーヒーの1/3にあたります。
カフェインには、覚醒効果があります。
勉強や仕事で眠気を取りたい時があると思います。
コーヒーを飲むのが苦手な方は、ウーロン茶に変えても覚醒効果を実感できますよ^^。
3.虫歯に良い効果
ウーロン茶ポリフェノールには、虫歯の原因である「プラーク」を剥がれやすくする効果があります。
茶葉に含まれるカテキン類が酸化重合した分子量の大きいウーロン茶特有のポリフェノールができる。このウーロン茶ポリフェノールがGTFの活性を抑制するので、デンタルプラークがはがれやすくなる
引用:ITmediaビジネス
ウーロン茶を飲むだけで虫歯を予防できるのは嬉しいですよね^^。
4.抗酸化作用でエイジングケア
ウーロン茶ポリフェノールには、活性酸素を除去する効果があります。
活性酸素は大気汚染や喫煙、食生活の悪化などから多く発生します。
普段は体にあるSOD酵素(スーパーオキサイドジスムターゼ)が活性酸素を無毒化しています。
しかし、現代の社会では活性酸素が多く発生しやすい環境にあり無毒化しきれません。
活性酸素は体の外を錆びさせる(老化・シミ・シワ)だけでなく、体の内側も錆びさせます。
体の内側が錆びることで、血管や内臓が酸化しあらゆる生活習慣病の原因になります。
まとめ
ウーロン茶は栄養素が多く含まれていません。
しかし、ウーロン茶に含まれる「ウーロン茶ポリフェノール」の効果効能は非常に優れているので覚えておきましょう!
- 油の分解
- 脂肪の吸収を抑える(ダイエット効果)
- 抗酸化作用
- 虫歯の除去
油を分解する効果があるので、油分の多い料理を食べる時は烏龍茶を飲むのがおすすめです。
また、お茶には他にも種類があり、「食物繊維の多いマテ茶」や「滋養強壮効果のあるタヒボ茶」があります。
「お茶」と一括りにせず、得たい効果を考えながら飲むお茶を選ぶと効果を感じると思います。
焼肉などの脂肪が多い料理を食べる時も烏龍茶を選択すると、コレステロール値の上昇を抑えることができおすすめですよ^^。