勉強しなければならないないけど、気分が乗らない・・・。
仕事しなきゃいけないけど元気が出ない・・・。
そんな時が誰にでもあると思います。
「元気が出る」と聞くと、体へのアプローチを考えると思いますが、「精神面」へのアプローチも重要です。
今回の記事で紹介している食べ物は、「体」・「精神面」両方にアプローチできる食べ物を紹介していきます。
ぜひ参考にしていただき、元気が出ない時に食べてみていただければと思います^^。
文部科学省「食品成分データベース」
この記事の目次
元気が出る栄養素はどれ?
元気が出る効果が期待できる食べ物を知る前に、まずは、どんな栄養素が元気を出させてくれるのかを紹介します。
- ビタミンB1・B2
- ビタミンB12
- カルシウム
- 鉄分
- パントテン酸
- GABA
- 食物繊維(善玉菌)
- 葉酸
ビタミンB1やB2、パントテン酸、鉄分は、体を動かすエネルギーを作り出します。
一方、カルシウムやGABA・食物繊維(善玉菌)は、「心」にアプローチすることで元気を出す作用のある栄養素です。
紹介した栄養素は、エネルギー生成を助けたり、血の巡りをよくすることで酸素を身体中に行き渡らせたり、腸の環境を整えてセロトニン(幸せホルモン)の分泌を促したりするんです^^。
これから、どんな食材にこれら栄養素が含まれているか紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
元気が出る食べ物8選はこちら!
1.豚肉
豚肉にはビタミンB1・ビタミンB2が含まれています。
ビタミンB1・B2は、炭水化物や脂質等からエネルギーを生成するために必須栄養素です。
ビタミンB1・B2を摂取することで、効率的にエネルギーを作る出すことができます。
「肉体的な疲れ」を感じた際にはぴったりの栄養素だと思います^^。
2.レバー
レバーには元気になる栄養素がたくさん含まれています。
ビタミンB1・ビタミンB12・鉄分・葉酸・パントテン酸の5種類もの元気になる栄養素が含まれているんです・・!
ビタミンB1とパントテン酸は、炭水化物やタンパク質からエネルギーを生成する際の必須栄養素です。
ビタミンB12・鉄分は、酸素を運ぶための「赤血球」の生成の際に必要となる栄養です。
赤血球を多く作り出すことができれば、身体中に酸素を行き渡らせることができるようになります。
3.卵
卵はまさに「元気が出る食材!」と言えるほど栄養豊富です。
ビタミンB1・B2、カルシウム、鉄分、葉酸、ビタミンB12・・、さらに、カルシウムの吸収率をアップさせるビタミンDも含まれています。
「カルシウムの吸収率は良くない」というのをご存知でしたか?
乳製品からは約40%、小魚からは約33%、野菜からは約18%しか吸収できないんです。
カルシウムは血中にも存在しており「カルシウムイオン」と言います。
このカルシウムイオンが精神の安定に関わる栄養なんです。
元気が出ない原因がわからない時は、気づかない内に精神的ストレスを抱えているのかもしれません。
そんな時にカルシウムを摂ると心の疲れを軽減し、元気を出せてくれますよ^^。
4.ニンニク(即効性あり)
ニンニクには、ビタミンB1が多く含まれています。
ニンニクにはさらに、アリシンという栄養素が含まれています。
このアリシンがすごいんです!
アリシンはビタミンB1の吸収率をあげる効果があります。
さらに、強い殺菌効果により免疫力アップ効果も期待できます。
ニンニクは肉体的な疲労を改善するのにぴったり食べ物なんです!
5.乳製品
乳製品にはカルシウムが多く含まれています。
先ほど紹介した通り、カルシウムは血中にカルシウムイオンとして存在しており、カルシウムイオンは精神的安定に関わっています。
そのため、乳製品を摂ると「精神的なアプローチ」で元気を出すことができるんです^^。
6.チョコレート(即効性が強い)
チョコレートにはGABAが多く含まれています。
「疲れたらチョコレート!」というCMを見たことありませんか?
チョコレートに含まれるGABAには心を安定させる作用があるんです。
精神的な疲れから元気が出ない時に、チョコレートを摂ると効果的です^^。
7.食物繊維が多い食品(ごぼうなど)
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンをご存知ですか?
「幸せ」などの感情をもたらすホルモンは、脳から分泌されるイメージありますよね?
しかし、実は「腸から分泌される」んです!
セロトニンが分泌される際に必要とされるのが、腸内環境であり善玉菌です。
ごぼうなどの食物繊維は善玉菌の餌になるため、腸内環境改善効果が期待できるんです。
その結果、「幸せホルモン」であるセロトニンの分泌を促すので、元気が出ない時は食物繊維を多く含む食品を摂ってみてください!
8.バナナ
バナナにはトリプトファンが多く含まれています。
トリプトファンを摂ることで、日中は「幸せホルモン」であるセロトニンの分泌を促します。
また、夜はメラトニンの分泌を促すんです。
メラトニンは快眠に必須のホルモンです。
眠りが良くなれば、体の疲れも、精神的な疲れも取り除くことができます。
バナナを食べれば自然と元気が出てきますよ^^。
元気が出る食べ物まとめ。コンビニでも買えます!
元気を出すには、「肉体的にアプローチ」と「精神的アプローチ」の2つが必要です。
元気を出す食べ物はこちらです。
- 豚肉
- レバー
- 卵
- ニンニク
- 乳製品
- チョコレート
- 食物繊維が多い食べ物
- バナナ
上記の食べ物を食べることで、肉体的にも精神的にも元気を出すことができます!
持ち歩きが可能なのは、バナナ・乾燥ニンニク・チョコレートです。
そして、飲み物には乳製品を取り入れましょう!
これらを持ち歩きながら、食事に豚肉や卵料理を食べればきっと効果が見えてくると思います^^。