「青汁で野菜をたくさん摂ったら健康!」
と思っているのでしたら、この記事を読んで栄養の摂りすぎによる副作用を知ってください。
青汁は非常に栄養価が高いものです。
だからこそ、青汁の飲みすぎは過剰な栄養の摂取に繋がります。
過剰な栄養の摂取は体が処理しきれず、逆に体に毒になります。
この記事を読んで、青汁の飲む量を守る大切さを知っていただければと思います。
青汁メーカーが定める用法を守って青汁の健康生活を楽しんでください^^。
この記事の目次
青汁の飲みすぎは要注意!食生活の補助です。
青汁には新鮮な野菜の貴重な栄養素がたっぷり詰まっています。
その青汁を「大量に飲めば健康になれる」と思っている方がいるようです。
しかし、何事もほどほど・バランスが大切です。
飲み過ぎればそれは毒に変わります。
青汁自体に副作用があるわけではないことに注意してください。
青汁には豊富な栄養が詰まっています。
飲みすぎることによって、栄養素の摂りすぎが副作用となる可能性があるんです。
後ほど、青汁に含まれる栄養素を摂りすぎるとどのよう副作用があるのかを紹介していますので、確認いただければと思います。
妊婦(妊娠中・初期)の方は青汁たくさん飲んで大丈夫?副作用は?
妊婦(妊娠中・初期)の方は特に、青汁の副作用について心配されると思います。
結論から言うと、心配はありません。
青汁には、脳神経細胞に作用すると言われる葉酸がたくさん含まれています。
また、女性が失われがちな鉄分もたくさん含まれているので、積極的に青汁を飲んでいただきたいです。
赤ちゃんに副作用があると言われる栄養素は「ビタミンA」です。
ビタミンAには植物性由来のものと動物性(レチノール)の2種類があります。
このうちの動物性(レチノール)が赤ちゃんに悪い影響を及ぼすとされています。
青汁のビタミンA(βカロテン)は植物性由来ですので安心してください^^。
ただ、飲みすぎは何事も毒になりますので、メーカーの用法を守って飲んでくださいね。
青汁で入院した例もある
青汁で入院された方がいることをご存知ですか?
青汁には合う合わないがあります。
合わないのに無理して飲み続け、薬物性肝障害となり入院してしまったとのことです。
引用:産経新聞
もし、倦怠感・食欲不振・発熱・吐き気・嘔吐・かゆみなどを感じた場合には、すぐに青汁をやめて病院に相談してください。
青汁を飲みすぎると貴重な栄養が体の毒になります。
青汁には一般的に体にいいとされる栄養素がたくさん含まれています。
例えば、こんな栄養素です。
- 食物繊維
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンC
- ビタミンK
- カリウム
- カルシウム
- 鉄
- メラトニン
このような栄養素がたくさん含まれているのが青汁です。
これら栄養素の摂りすぎによってどのような副作用があるのか紹介していきますね!
食物繊維の摂りすぎで逆に便秘に!?
食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分かれます。
そして、この2種類の食物繊維摂ることで、「硬い便での便秘」や「柔らかい便での便秘」両方に効果が期待できます。
青汁には両方の食物繊維が含まれているので、青汁を摂ることで便秘に効果的に働きます。
しかし、食物繊維を摂りすぎると、腹痛・下痢・さらなる便秘となる可能性があるんです。
食物繊維は便秘に効果的ですが、摂るのは適量と覚えておいてください^^。
ビタミンA・Kを摂りすぎると頭痛・吐き気!?
ビタミンAは肌の健康や喉の粘膜保護に役立つ、積極的に摂っていきたい栄養素です。
ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。
脂溶性ビタミンには、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKがあります。
脂溶性ビタミンを摂りすぎると、体の脂肪分に溶けて蓄積されます。
最も蓄積されるのはビタミンAです。
ビタミンA過剰症と言われ、頭痛・吐き気・手の腫れなどが現れます。
ビタミンBでかゆみが出る?
ビタミンBは糖質をエネルギーに変えるために必要な栄養素です。
ビタミンBが不足すると、糖質をエネルギーに変換できず疲れが溜まりやすい体になります。
ビタミンBは、ビタミンAと違い水溶性ビタミンです。
そのため、過剰な摂取は尿と一緒に排出されます。
しかし、ごく稀に体のかゆみが出ることがあるようです。
ビタミンCの過剰摂取で下痢に!?
肌の健康のために必要なビタミンC。
しかし、過剰な摂取は下痢を引き起こします。
また、ビタミンCは肝臓で処理されており、過剰な摂取は肝臓に大きな負担をかけることになります。
カリウムの摂りすぎは腎臓に大きな負担
カリウムとは、細胞の水分の浸透圧や血圧の調整を行う栄養素です。
摂取したカリウムは腎臓で処理されています。
そのため、過剰なカリウム摂取は腎臓に大きな負担がかかり、カリウムを体外に排出できなくなります。
その結果、高カリウム血症となり、心臓や筋肉の収縮がうまくできなくなる病気にかかる可能性があります。
カルシウムの摂りすぎで動脈石灰化!?
カルシウムは歯や骨の形成に必要な、人間にとって必須栄養素です。
しかし、カルシウムの摂りすぎは血管に影響を及ぼします。
カルシウムの過剰摂取により動脈が石灰化する可能性がある。
引用:Forbes japan
との研究結果が出ています。
本来体にいいはずのカルシウムでも、過剰摂取は毒なんですね・・・。
鉄分の摂りすぎで吐き気?
鉄分は血中ではヘモグロビンと呼ばれ、酸素の運搬という大事な役目を負った栄養素です。
また、血造にも関わり欠かすことのできない栄養素なんです。
しかし、過剰に摂取すると、吐き気・胸焼け・胃痛・下痢を引き起こすことがあるそうです。
メラトニンの過剰摂取でめまい・不眠
睡眠に関わる栄養素として有名なメラトニン。
寝付けない方にとって、救世主のような栄養素です。
しかし、過剰に摂取することで、逆に眠れなくなるという報告があります。
また、頭痛やめまいが起きる可能性もあります。
青汁の飲みすぎ・副作用のまとめ
青汁自体に害はありません。
むしろ、青汁は野菜が足りない食生活を送りがちな方は、積極的にとっていくべきものです。
しかし、「野菜を大量に摂れば健康になる」と思い、1日に何袋も摂るのはやめましょう。
青汁のパッケージには一日何袋摂ったらいいか、という用法が記載してあります。
例えば、こちらの「粉末青汁には1日1袋」と記載してあります。
メーカーが定める用法を守っていただければ、過剰摂取になることはありません。
青汁自体は非常に体にいいものですので、用法を守って積極的に摂っていってください。
青汁を探している方に、10以上の青汁を比較した記事があります。
ダイエット向きの青汁や味を追求した青汁など、様々な青汁があります。
これらを一目でわかるようにしてありますので、ぜひこちらの記事で満足いく青汁を見つけてください^^。