オイルプリングはインドの健康法「アーユルヴェーダ」が発祥の口腔洗浄方法です。
オイルプリングは、若い女性を中心にとっても人気なんです。
View this post on Instagramごま油うがい 今年も始めました☺️ 去年はインフルエンザが 大流行でしたが 私はこれのおかげかどうか 定かではありませんが 全く風邪を引きませんでした😉 なので今年もやります😊
芸能界でもオイルプリングを行う方は多く、有名なのは「ミランダ・カー」さんや「道端ジェシカ」さんです。
今回は、大人気のオイルプリングの効果や使用できる油の種類、さらに、いつ行えばいいのかなどを紹介できればと思います。
この記事の目次
オイルプリングとは?
オイルプリングとは、オイルを使った口内洗浄方法です。
口の中にオイルを含み、グチュグチュとうがいをします。
すると、オイルの油分と口内の細菌がもつ脂質が反応し、細菌を絡め取ってくれるというものです。
さらに、歯間などの口内の細かい部分に入り込むことで、細かい歯垢も除去してくれるます。
とっても大事なことは、歯は取り戻すことはできないということです。
体を傷つけてしまったとしても、大きなケガでなければ治す事ができます。
しかし、歯を傷つけてしまったら二度と元に戻すことはできません。
オイルプリングは細菌を取り除くことで、体内に細菌が入ることを防いでくれるのはもちろんのこと、歯を長く大事にできるというのは忘れてはいけないメリットだと思います。
アーユルヴェーダは何を目的にオイルプリングを行ったの?
「体内」という言葉の意味を知っていますか?
「口の中にご飯を入れて飲み込む」と考えてみてください。
飲み込まれたご飯は「体内」でしょうか?それとも「体外」でしょうか?
実は、まだ「体外」になります。
ご飯が消化され、体に吸収された段階で初めて「体内」になります。
アーユルヴェーダでは、目で見える外見(髪を洗ったり、顔を洗ったり・・・)だけではなく、口から肛門に到るまでの「体外」も綺麗に保ちましょう。
そして、口の中に細菌があると、飲み込んだモノと一緒に細菌が入り込み、口から肛門までの「体外」を汚してしまう。という考えで「オイルプリング」を考えられたとしています。
オイルプリングと同時に、鼻うがい(洗浄)も同時に行うと体内へ通じる入り口全てが綺麗に洗浄され、より効果的です。
オイルプリングの効果とは?
オイルプリングは口内から細菌を除去するだけでなく、他にも様々な効果が認めれているんです^^
- 口臭の予防
- ドライマウスの改善
- 毒素輩出(デトックス)
- 免疫力アップ
- ほうれい線ケア
- 小顔効果
- 歯のホワイトニング
- 虫歯予防
- 口内炎の防止
- 風邪予防
- 歯周病の予防
これだけたくさの効果があるとされています。
オイルプリングに小顔・ほうれい線除去効果はある?
オイルプリングに小顔・ほうれい線除去効果はあります。
なぜかというと、オイルプリングは20分間、オイルを口に含んだ状態でグチュグチュとうがいを続ける必要があります。
日常生活を送っていて、こんなに顔の筋肉を使うことはないと思います。
20分もうがいをし続けると、口の周りが痛くなってきます(汗)。
このうがい運動が顔の筋肉を鍛えてくれるわけです。
その結果、顔の筋肉が鍛えられ小顔やほうれい線の除去に繋がります。
ごま油のオイルプリングにはホワイトニング効果がある
オイルプリングを調べると「ココナッツオイル」や「ごま油」「亜麻仁油」などたくさんの種類が出てきます。
そのオイルの中でも、ホワイトニングには「ごま油」がいいとされています。
なぜかというと、ごまにはコーヒーやタバコ・ワインでついて歯の黄ばみを取り除く効果があるからです。
もし、ホワイトニングを目的にしているのでしたら、ごま油でのオイルプリングをおすすめします。
私が一番効果を感じているのは口臭とドライマウス予防
朝一番の口の匂いって気持ちいいものではありませんよね?
歯磨き粉をつけて歯磨きをしても、何だか匂いが取れ切れていない感じはありませんか?
私には歯磨きをしても舌磨きをしても、なぜかスッキリしないことがありました。
しかし、オイルプリングをしたら、一発で匂いを撃退です(笑)。
20分間オイルプリングをして、オイルを吐き出した後の口内の爽快感はたまらないですよ!
汚れが全くないのがわかる、ツルッとした感覚です。
そして、その効果は長続きします。
オイルで満たされた口は当然、ドライマウスにも効果的です。
オイルプリングにどの種類のオイルを使用する?
私のおすすめは「ごま油」です。
ごま油の中でも、私が使用しているのは「太白胡麻油」です。
なぜかというと、100植物由来で安全。そして、スーパーで簡単に手に入ります。
そして、何より「アーユルヴェーダ」ではごま油でのオイルプリングを推奨されているのもあり、ごま油でのオイルプリングを推奨しています。
でも、一番人気はココナッツオイルでのオイルプリングですね。
ココナッツオイルでのオイルプリングが人気な理由は「抗酸化作用」にあるんです。
また、道端ジェシカさんがココナッツオイルでのオイルプリングを行なっていることが人気の理由です。
私自身もごま油でのオイルプリングとココナッツオイルのでオイルプリングの両方を行いましたが、ごま油の方がスッキリした感じが長続きしました。
しかし、一番いいのは自分の感覚だと思いますので、両方とも行なってみて、自分が「気持ちいい」と思う方を使用するといいと思います。
効果に関しては、両方のオイルとも抗酸化作用が認められているので違いはないと思います。
オイルプリングのやり方は?いつするの?
オイルプリングは、大さじ一杯程度のオイルを口に含み、20分間うがいを行います。
右左や前後にオイルを移動させながら、口の中隅々まで洗浄します。
ガラガラっと喉でのうがいではなく、前後左右にグチュグチュと動かしてください。
グチュグチュとうがいを続けると、だんだんと唾液がたくさん出てきて、油が柔らかくなります(乳化と言います)。
オイルが柔らかくなってもうがいを続け、20分は行なってください。
また、オイルプリングが終わった後のオイルは排水管には流さないようにしましょう。
排水溝に流すと水汚染や排水管の詰まりに繋がりますので、ポリ袋かティッシュに包んでゴミ箱に入れるようにしてください。
オイルプリングはいつ行うの?
オイルプリングには一日の上限回数はありません。
気になった時にやっていただいて大丈夫です。
私自身が行なっていて、一番おすすめなのは朝一番です。
歯磨き粉をつけていない歯ブラシで簡単に歯磨きを行い、その後にオイルプリングを行うことを日課としています。
「病気になるのは寝ている時」と言われるほど、寝ている間に口の中は「ばい菌」でいっぱいになっています。
朝起きてすぐに水を飲んでしまう方もいますが、これはやめた方がいいです。
オイルプリングをしなくとも、せめてうがいをしてから飲食をしてください。
朝一の口内は、「一日の中で一番」と言っていいくらい汚れているので、オイルプリングに最適な時間です。
そして、食後か食前にオイルプリングをする場合にどっちがすべきか聞かれることがありますが、おすすめは食前です。
食前にオイルプリングを行うことで、細菌のない綺麗な状態で胃の中に食べ物を入れることができます。
食後にオイルプリングをしても、食べ物と一緒に胃の中へ入ってしまった後なのであまり意味はありません。
オイルプリングの好転反応なんか無い!
オイルプリングを毒素排出(デトックス)とされている方がおり、その好転反応として以下の反応があるという話を聞きます。
- 吐き気
- 鼻水や痰が出る
- 風邪のような症状
- 発疹
- 頭痛
といった好転反応があるそうです。
しかし、オイルプリングで行なっていることは「口腔内の細菌の除去」です。毒などを排出している訳ではありません。
そのため、好転反応など無いのでは?と思っています。
実際私は好転反応というものを感じたことはありません。
ですから、オイルプリングをし続けて好転反応がなくても、気にしないでください^^
オイルプリングをしていれば、体の中に入る細菌の数は減りますので、病気にかかりにくくなるなどの実感は感じる事ができると思います。
オイルプリングまとめ
オイルプリングはおすすめ・・・・というより、必須と言っていいくらいのものだと思ってください。
体内に細菌が入ることを防いでくれることに加えて、小顔効果やホワイトニング効果もあります。
また何より、歯は一度壊れてしまうと取り返しのつかないものです。
削ってしまったら元の戻すことはできません。
オイルプリングに使用するものは「オーガニックのごま油」だけです。難しい動作も必要ありません。
オイルを口に含んでグチュグチュうがいをしながら、朝食を作ったりしてもいいんです。
やらない理由は無いと思います。
ぜひオイルプリングを習慣にして、病気の無い、生き生きとした健康な生活を送って行きましょう!