体にいいとして知られるお酢。
昔は「体が柔らかくなる」という噂でお酢を飲んでいた方も多いですね^^。
私は実家に帰る際に、デパ地下で販売されている「飲めるお酢」を買って実家に帰っていました。
今思うと「お酢は体にいいというイメージ」があって買っていただけで、具体的にお酢にどんな健康効果があるのかはわかっていませんでした(汗)。
たぶん、私のようにお酢にどんな健康効果があるのか知らない方も多いと思います。
そこで、この記事ではお酢の健康効果・効能について調べています^^。
- お酢とは?作られかたの紹介
- 健康効果や効能
- お酢を飲む際の注意点
- お酢の使い分けや違いについて
- おすすめはリンゴ酢?
- おすすめレシピ3選
お酢が苦手な方でも、今回紹介しているレシピはお酢の香りがほとんどしないものなので安心してください。
ぜひ、お酢を生活に取り入れていただけたらと思います^^。
文部科学省「食品成分データベース」
この記事の目次
お酢とは何?どうやって作られるの?
お酢とは、様々な素材をアルコール発酵させた後、酢酸発酵させたものがお酢と言われる調味料です。
使われる原料によって、お酢は大きく2の種類に分かれます。
- 穀物酢
- 果実酢
穀物酢は米酢や黒酢、香醋のことを言います。
果実酢はリンゴ酢やぶどう酢(バルサミコ酢)です。。
一般的にスーパーなどで売られているお酢は「穀物酢」が多いです。
使われる主原料により味わいは変わりますが、効果や効能は大きく変わりません。
お酢の効果や効能は?
お酢を摂ることで期待できる効果効能を紹介します^^。
- 内臓脂肪の現象
- 二日酔いの軽減
- エネルギーの効率的な変換
- 血糖値の上昇の抑制
- 疲労やストレスの回復
- 便秘解消
- 血圧抑制
- 抗菌作用
お酢にはクエン酸やアミノ酸がたくさん含まれています。
このクエン酸やアミノ酸の効果により、疲労回復や内臓脂肪の減少によるダイエット効果が期待できます。
また、アミノ酸によるエネルギーの効率的な変換による体脂肪の減少などが期待できるんです。
例えば、野菜には菌が付着していることが多いですが、お酢を水で希釈したスプレーをすることで、細菌を死滅させることができます。
お酢を水で希釈したスプレーは掃除にも使われます。
排水溝にお酢のスプレーを吹き替えるだけで、ヌメリを取ることができます。
そんな抗菌作用の強いお酢を体に取り入れるだけで、体の中の細菌を減少させることができるんです^^。
お酢を飲む際に注意してほしいこと
お酢には酢酸が含まれています。
この酢酸は非常に強力な酸です。歯を溶かしたり、胃を荒らすことがあります。
お酢を飲む際はからなず水で希釈したり、他の調味料と混ぜてドレッシングにするなどしてください。
そのまま飲むと、胃が「ぐぐぐっ」と痛みを感じるかもしれません。
お酢をストレートで飲むのはやめましょう!
また、1日にお酢を飲むのは15ml程度がおすすめです。
お酢は小さじ1杯で5mlなので、小さじ3杯までとしてください。
お酢を飲んだ後はうがいするのがおすすめ
お酢を飲んだ後、口の中をそのままにしていると酢酸が歯を溶かしてしまいます。
お酢を飲んだ後、うがいをするだけで歯を綺麗に保つことができます。
補足
歯を溶かしたりするのは飲んだ場合です。噛む場合には、唾液が酢酸を中和してくるので過剰な量でなければ心配いりません。
お酢は冷え性に効く?
酢は血の巡りをよくする効果があり、冷え性改善に効果があるという記述を見かけます。
しかし一方、東洋医学では酢は「陰性」の調味料とされており、体を冷やすとされています。
人によっては体を温めるとされ、また別の方には体を冷やすと言う。
冷え性とお酢の関係に対して学術的なものはなく、冷え性改善を目的としてお酢を使用するのは避けたほうが良いと思います。
お酢の使い分けや違いについて
お酢の種類と特徴を簡単にまとめておきます。
好みに合わせて使い分けていただければと思います^^。
- 米酢・・お寿司に使われることの多いお酢。
- 黒酢・・旨味成分が多く、お肉料理に合う。
- リンゴ酢・・フルーティーで使いやすい。煮込むとりんごの香りが引き立つ。
- バルサミコ酢・・ぶどうから作られたお酢。リンゴ酢とは違いぶどうの香りはしない。酸っぱさを強く感じる。
- もろみ酢・・匂いが少なく取り入れやすい。炭酸水などに入れても飲みやすい。
お酢の中で最も生活に取り入れやすいのはリンゴ酢です。
また、お肉の煮込み料理に使用すると、りんごの風味がお肉の味を格段に引き上げてくれます。
お酢は量を多く使用しないので、たくさんの種類を集めてしまうと場所をとってしまいますよね?
「お酢はこの一本」と決めるなら、リンゴ酢がおすすめです^^。
補足
ポン酢とお酢は似てるようで違います。ポン酢は柑橘系の果汁とお酢を混ぜたものです。
ポン酢には糖分や添加物が入っているので、お酢の代わりにポン酢を使用するのはおすすめできません。
お酢を使ったおすすめ”簡単”レシピ
お酢使用したレシピを3つ紹介します。
- トマトとオクラの和風ドレッシングサラダ
- ブロッコリーと半熟たまごのサラダ
1.トマトとオクラの和風ドレッシングサラダ
トマトとオクラと玉ねぎを使用したサラダの紹介です!
ドレッシングにたっぷりお酢をしようしています^^。
- オクラを塩茹でします。
- トマト・オクラ・玉ねぎをカットします。
- 和風ドレッシング(お湯・・大さじ2、和風だし・・小さじ2、醤油・・大さじ3、レモン汁・・小さじ1、酢・・大さじ2、塩・・少々、砂糖・・小さじ2、サラダ油・・大さじ2)を作る。
- カットした野菜と和風ドレッシングをかけ合えて、鰹節をまぶして完成。
2.ブロッコリーと半熟たまごのサラダ
ブロッコリーと半熟卵のサラダのサラダを紹介しています!
こちらもドレッシングにお酢を加えています。
- ブロッコリーを小房に分け切る。
- ドレッシング(水・・小さじ2・醤油・・小さじ2・酢・・小さじ2・砂糖・・小さじ1・油・・小さじ1・顆粒の和風だし・・小さじ1)を作る。
- ブロッコリーを茹で、同時に半熟卵を作る。
- お皿に盛り、ドレッシングとコショウをかけて完成。
まとめ
お酢は内臓脂肪を減らし代謝をあげることで、ダイエット効果が期待できます。
しかし、歯を溶かすほど強力な酢酸を含んでいるので、1日15mlを限界量としてください。
たくさん種類があるお酢ですが、「この一本」と決めるならリンゴ酢がおすすめです。
リンゴ酢はドリンクや煮物など幅広く使える上、フルーティで美味しいです。
今回紹介したレシピを参考にしながら、ぜひお酢を生活に取り入れていただけたらと思います^^。