現代社会はストレスを避けるのが難しいです。
仕事でも食べ物を購入する時も、何をするにも人と関わらなければいけません。
ストレスを軽減するためには、色々なアプローチ方法があるんです。
例えば、体の疲労を減らしたり、ストレス数値自体を減らしたり様々な方法があります。
この記事で紹介している食べ物・飲み物は、様々な方向からストレスを軽減する効果があるモノです。
「ストレス解消のためにいろんな食べ物を食べてみたけど、効果なかった・・・。」
そんな方でも、様々な方向からストレスにアプローチできる食材を生活に取り入れることで、ストレス軽減効果が期待できるかもしれませんよ^^。
この記事の目次
ストレス解消効果が期待できる栄養素は?
ストレス解消効果が期待できる栄養素はこちらです。
- テアニン
- GABA
- トリプトファン
- ビタミンB群
- カルシウム
これら栄養素により、イライラを解消したり、幸せな気持ちになれたり、ホッとしたり、疲れを取り除いたり・・・、様々な効果が期待できます。
「ストレス解消という目的」はどの栄養素も同じく達成できますが、目的を達成するアプローチは異なります。
紹介している食べ物・飲み物は、これら栄養素を多く含む食材です。
ぜひ生活に取り入れていただければと思います^^。
ストレスに効く食べ物・飲み物はこれ!厳選6選
1.ダークチョコレート
ダークチョコレートには、GABAが含まれています。
GABAはアミノ酸の一種で、私たちの体内でも合成される成分。精神状態を落ち着かせる効果があります。
しかし、現代の社会ではストレスがかかりやすく、体外からも摂取する必要があります。
その際に有効なのが、ダークチョコレートです。
補足
糖分が多いチョコレートは、血糖値が上がることで摂取後に疲れを感じる可能性があります。その結果、ストレスは増すので「ダークチョコレート」を選ぶようにしてください。
「仕事の合間にチョコレート」のようなCMを見たことがあるかもしれません。
これは、GABAのリラックス効果によるストレスを軽減を狙った物なんです^^。
コンビニにも売っているので、手軽に生活に取り入れられるのがいいところです。
2.バナナ
「栄養補給食」というイメージの強いバナナ。
実は、栄養補給だけではなく、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを分泌する栄養素を含んでいる果物なんです。
セロトニンを分泌する栄養素を「トリプトファン」と言います。
トリプトファンは、日中にはセロトニンの分泌を促し、夜にはメラトニンを分泌させ快眠にも関与します。
「幸せホルモン」・「快眠」という2つの面からストレス軽減に関与するのがバナナなんです。
バナナには各種ミネラルが含まれており、健康面でも有効なのもいいところですね。
補足
バナナは午前中に食べることをお勧めします。昼にセロトニンをたくさん分泌させることが、夜にメラトニンを分泌させるために必要なことなんです。
最近コンビニにも売っているので、いつでも摂れようになりましたね!
3.牛乳やチーズなどの乳製品
牛乳やチーズなど乳製品には、カルシウムが含まれています。
「カルシウムって骨を強くするヤツでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は精神の安定にも深く関わる栄養素なんです^^。
カルシウムは血中にも存在しています。
血中に存在するカルシウムを「カルシウムイオン」と言います。
このカルシウムイオンが精神の安定に関わっているんです。
また、乳製品にはトリプトファンも含まれています。
トリプトファンにより、幸せホルモンの「セロトニン」やメラトニンの分泌を促す効果も期待できますよ!
補足
カルシウムは吸収率の良くない栄養素です。牛乳のカルシウムは約40%、野菜のカルシウムは19%しかないんです。
ビタミンK(ブロッコリーや小松菜の緑黄色野菜に多い)やビタミンD(小魚に多い)を一緒に摂ることで、吸収率を上げることができます。
4.卵
卵にはビタミンB群が多く含まれています。
ストレスに対抗するには、心のケアだけでなく体のケアも必要です。
体の疲れを取り除いてくれるのがビタミンB群です。
ビタミンB群は、炭水化物やタンパク質などからエネルギーを作り出す際の必須栄養素です。
ビタミンB群を多く摂取することで作られるエネルギーが増え、疲れにくい体を作ったり、疲れを取り除くことができるんです。
また、卵にもトリプトファンが含まれているので、セロトニンやメラトニンの分泌にも貢献してくれます。
5.イワシなどの小魚
イワシなどの小魚には多くのカルシウムが含まれています。
また、カルシウムの吸収率を上げるための「ビタミンD」も含んでおり、カルシウム吸収のためにはこれ以上ない食材です。
サンマなど大きめの魚にもカルシウムは含まれていますが、おすすめは小魚です。
小魚の場合、噛む回数が多くなり、噛むことで脳に血流が多くなります。
つまり、多く噛むことで脳に栄養や酸素を行き渡らせることができるんです。
脳の疲れもストレスに繋がります。
小魚を食べて脳の疲れを取り除いていただければと思います^^。
6.緑茶やコーヒー
緑茶やコーヒーに含まれる「カフェイン」は覚醒作用があるので、ストレスを増大させるというイメージありませんか?
実は逆で、中村大学の青峰教授の研究によりカフェインによるストレス軽減効果が証明されています。
参考:全日本コーヒー協会
また、緑茶には「テアニン」という成分が含まれています。
テアニンは心を落ち着ける効果があります。
緑茶を飲むと気分が「ホッ」とするのはテアニンの効果です。
ストレスを感じた時には、コーヒーか緑茶を飲むのがお勧めです^^。
まとめ
ストレス解消のためには、様々なアプローチ方法があります。
脳の疲れを取る・体の疲れを取る・ストレス数値を減らす・幸せホルモンの分泌などなど・・・。
これら様々な方向からストレス解消に貢献してくれるのが、紹介した6つの食べ物・飲み物です。
- ダークチョコレート
- バナナ
- 乳製品
- 卵
- 小魚
- 緑茶やコーヒー
これら食材を生活に取り入れていくことで、今までは「イラっ」としていた物事から、ストレスを感じにくくなるはずです^^。
現代の社会では、ストレスと無縁に生活することは難しい。
ストレスに対抗できる体を作ることで、活き活きと生活していきましょう!