勉強したいのに、Youtube見ちゃう・・・。
仕事したいのに、スマホをチラチラ見てしまう・・・。
そんな時は誰にでもあると思います。私もそんな一人です(汗)。
ただ、野菜ソムリエとして食べ物について学んだり、日々の生活を改善していく中で、集中できない時にどんな食べ物を食べたら効果的なのかがわかってきました。
私が実際に試して、集中力アップに効果があった食べ物・飲み物を紹介します^^。
文部科学省「食品成分データベース」
集中力アップ効果がある食べ物・飲み物7選
今回紹介している食べ物・飲み物は、全て持ち運びがしやすく、仕事場・勉強場所に持ち込んでも違和感のないものです。
ぜひ実際に試してみていただければと思います^^。
1.コーヒー(ブラック)
コーヒーのカフェインには覚醒作用があり、即効で集中力をアップさせてくれます。
また、コーヒーには「コーヒーポリフェノール」が含まれており、血糖値の上昇を防ぐ作用があります。
血糖値は集中力アップを考える上で、とても大事な考え方です。
お米などに含まれるブドウ糖は脳にとって「唯一」の栄養源です。脳を使用する上で欠かせません。
しかし、ブドウ糖を摂ると血糖値が急上昇し、血糖値抑制のためにインスリンが働く事で、食事を食べる前より血糖値が一定時間下がります。
血糖値が下がった際に、強い眠気や疲労感が発生します。
「ブドウ糖は脳の栄養として必要だけど、血糖値が上下する事で集中力が失われてしまう。」これが悩みどころです。
この悩みを解消してくれるのがコーヒーポリフェノールなんです。
血糖値の上昇を防ぐ事で眠気の発生を避け、集中力を長く保つ事ができるんです^^。
気をつけていただきたいのは「ブラック」で飲む事です。
砂糖が入ったコーヒーは血糖値を上昇させ、眠気を発するようになります。
ブラックが苦手な方は、「微糖」タイプのコーヒーを選んでください。
2.緑茶
コーヒーはどうしても苦手・・・、そんな方には緑茶がお勧めです。
緑茶にもカフェインが入っているので覚醒作用が期待できます。
また、緑茶にはテアニンという成分が含まれており、集中力アップに貢献してくれます。
心の状態は脳のパフォーマンスに影響します。
テアニンには、リラックス効果が認められているんです。
人間の脳にはα波とβ波があり、α波はリラックスを意味し、β波は不快感を表しています。
テアニンを飲んだ方はα派(リラックス)が多く発生する事が、研究の結果明らかにされています。
参考:テアニン情報センター
緑茶を飲むと「はぁ〜〜〜、落ち着く・・・」となりませんか?これがテアニンの効果なんです^^。
心が落ち着けば勉強に集中できます。
勉強中の飲み物は麦茶やほうじ茶などより、緑茶を選ぶことをお勧めします。
3.バナナ
バナナにはトリプトファンが含まれています。
トリプトファンにどういう効果があるかというと、「幸せホルモン」とも言われるセロトニンの分泌を促す作用があります。
セロトニンは、心の安らぎ・不安の解消などの効果があり「幸せな気持ち」にさせてくれるんです^^。
心が安定することで、勉強や仕事に集中できるようになります。
また、脳機能の向上には、脳の栄養源であるブドウ糖だけではなく、各種ミネラル群を摂る事が必要です。
上の図からは、脳の栄養のブドウ糖だけではなく「たくさんの種類の栄養が含まれた食品」を食べると長時間集中できることがわかります。
バナナは各種ビタミン・ミネラルが豊富で、長時間の集中力継続にも貢献してくれます。
4.グミ(ハードタイプ)
グミを噛むことで「頭に血が巡り」頭が冴え、集中力を上げることができます。
最近は「ハードタイプ」のグミが販売されており、こちらがお勧めです。
「噛む」と考えるとガムでもいいと思いますが、最近のグミは「梅干し味のグミ」や「とんでもなく硬いグミ(汗)グミ」など出ているので、頭への刺激のレベルが違います。
「集中できなってきた・・・」と感じた時に、ハードタイプのグミを食べると即効で集中できるようになりますよ^^。
5.ナッツ
ナッツにはレシチンという成分が多く含まれています。
レシチンは脳の神経伝達を促す働きがあります。
レシチンを摂ると、疲れた脳が再度集中できるようになるんです^^。
また、ナッツには食物繊維が含まれています。
食物繊維を摂ると、お腹を満たし腹持ちがいいです。
集中できない時に「お腹すいた・・・」となってしまう方には、ナッツが集中力向上への強い味方になってくれるはずです。
6.ドライフルーツ
ドライフルーツには果糖が多く含まれているので、脳への栄養補給にぴったりです。
ただ、ドライフルーツの種類には気をつけてください。
お勧めは「プルーン」や「ブルーベリー」です。
プルーンやブルーベリーは「GI値が34」という、低GIの果物です。
GI値とは
GI値とは「血糖値の上昇率」のことです。高GIの食品を血糖値を急上昇させ、血糖値が安定した際に、血糖値が食前より下がることがあります。その結果、疲れや眠気が発生します。
また、プルーンやブルーベリーはGI値が低いだけでなく、アントシアニンが含まれるフルーツです。
アントシアニンは目の疲れを改善する効果が期待できます。
近代社会では、スマホやパソコンを長時間見ることが多く、目が疲れがちです。
目の疲れが原因で集中できなくなることも多いんです。
「脳の栄養補給」・「目の疲れ改善」の2つ効果が期待できるプルーンやブルーベリーのドライフルーツは集中力アップ効果が期待できます。
ドライフルーツは持ち運びがしやすいのも、いいポイントですね^^。
補足
砂糖などが添加されていないドライフルーツを選んでください。砂糖により血糖値の上昇を招き、逆に疲れる可能性があります。
7.カカオチョコレート
チョコレートに含まれるGABAやカカオポリフェノールが集中力アップ効果が期待できます。
補足
チョコレートの中でも、カカオの含有率が高いものを選んでください。砂糖で作られたチョコレートは体に悪いだけです。
GABAにはリラックス効果があり、ストレスを軽減ことができます。
また、チョコレートにはカカオポリフェノールが含まれています。
カカオポリフェノールは血管を拡張する働きがあります。
勉強や仕事で集中できない時は、同じ姿勢を取ることで血の流れが悪くなっていることも一つの原因です。
カカオポリフェノールを摂ることで、脳に血が流れ再度集中できるようになりますよ^^。
まとめ
集中したい時の飲み物はコーヒーや緑茶を選び、カフェインやポリフェノールを摂ります。
脳への栄養補給にはドライフルーツがおすすめです。
中でもプルーンやブルーベリーのドライフルーツがいいです。
GI値が低く血糖値の上昇が緩く、長時間の集中力アップに貢献してくれます。
小腹がすいたらグミ(ハードタイプ)やナッツ、チョコレートを食べましょう!
座り姿勢で流れの悪くなった血液の流れを良くし、脳へ血が流れるようになります。
さらに、心も集中力に関わるため、バナナやチョコレートでストレスを軽減していきます。
これら食べ物を仕事や勉強に取り入れれば、集中力が切れた時に即効で集中力アップができるようになると思います^^。